ホーム>親ばか子育てのススメ>子供は親の心の鏡?
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ずっと前、あるアメリカの心理学者がこんな実験をしたらしい。 小学校のあるクラスの児童を任意に(つまりデタラメに)二つのグループに分ける。そして担任の先生に、一つのグループ(A)は知能指数の高い子供たちのグループで、もう一つ(B)はあまり高くない子供たちのグループだと伝える。実際にはこの二つのグループの子供たちの知能指数の平均値には有意な差はなかったにもかかわらずである。 しかしそうとは知らない先生は、Aグループの子供は賢く、Bグループの子供はそれほどでもないと信じて子供たちに授業をした。もちろん先生としては二つのグループの子供を分け隔てしたつもりはなく、同様に接したつもりだったらしい。 ところが数ヵ月後、両方のグループの子供たちに同一のテストを施行したところ、知能指数が高いと先生が思いこんでいた方のグループの子供たちはそうでないグループの子供たちよりも、高い点数をとった。 これはいったいどういうことなのだろうか? いろいろなことが言えるだろうが、私にとって興味深いのは、大人が「この子は賢い」と信じてそのように接していると、その子は実際に賢くなっていく、ということだ。 どんな子供にだって無限の可能性がある。英才教育ではなく、無限の可能性を持った子供を、喜び楽しみ愛しながら接するなら、その子は最高の人間になると私は信じる。親が子供をどう見るか、それが子供の中に反映されつつ子供は成長していくのだ。 (ちなみにこれ、心理学用語では『ピグマリオン効果』といいます。) (2/1998) |