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親ばか子育てのススメ

子供に選択肢を与える

子供も2歳前後になると「自我」が目覚めてきていろいろな自己主張をし、親と権力争いをするようになってきます。この頃の子供が好んで使うのが「いや/だめ!」「ひとりで/じぶんで!」です。

子供がテレビを見ているときに「さあ、公園に行きましょう!」というと「いや!」、親がテレビを消すと「じぶんでぇ」といってもう一度テレビのスイッチをつけてから自分で消し直す。「おくつ履きましょう」とくつを出してあげると、ママが出したくつは履きたくない。自分で選んだくつをママが手伝ってはかせようとすると「ひとりでぇ」といって手を出させない。万事がこの調子です。この時期の子供に一日中つきあわされると、何をやるにも時間ばかりかかって、母親はくたくたになります。いけないとはわかっていても、つい大声をあげてしまったり、手をあげてしまったり… こんな時、どうしたらいいのでしょう?

これは娘の幼稚園の先生から聞いたテなのですが、こんな時は子供に「選択肢」を与えてあげるといいのだそうです。

たとえば、履くくつでもめるなら、どちらを履いてもいいというくつを親が2足選んで、その中から子供に好きな方を選ばせる。テレビをおわりにしたいときには「○子ちゃんが自分でテレビを消す? それともママに手伝ってもらって一緒にテレビを消す?」といって子供に決めさせる。公園に行きたくないといってゴネるときは「ベビーカーに乗って公園にいこうか、それともママとお手々つないで歩いて公園に行こうか?」といって子供に選ばせる。夜寝る時間になってもなかなか寝ようとしないときは「おふとんに入ってママと一緒に絵本読もうか、それとも○○くんが赤ちゃんの時のお話ししようか?」と言って誘う。

子供に選ばせることで、子供は自分が主導権を握ったような気になって満足します。

この頃の子供は実際に自分が何をしたいか、ということよりも、自分で物事を選んだり決めたりすることに興味があるのだそうです。 

与える選択肢のポイントは、子供がどちらを選んでも親の思うツボになるような選択肢を用意することです。間違っても「早くしなさい! 寝るの、寝ないの、どっちなの?」というような聞き方をしてはいけません。

この方法はなかなかよく効きます。是非お試し下さい。

(5/1998)

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